大深度・大口径管急曲線推進工法

最新の非開削技術で難条件を克服しながら大深度推進

企業者横浜市環境創造局(旧下水道局)(飛島・奈良・馬淵建設共同企業体)
件名北部処理区元宮導水幹線下水道整備工事
施工場所横浜市鶴見区
概要管内径3000mm
推進延長L=278.8m(R=55m)
土質細砂、粘土質シルト
土被り34.5m~35.8m

本工事は、土被りが最大35.8mと非常に深く高水圧下での推進施工となること、推進管内径が3000mmでは超急曲線の範疇に入るR=55mの曲線を含んでいることなど、厳しい条件下での大深度推進工事でした。このような条件に対応するため、自動滑材充填システム(ULIS)、センプラカーブシステム、開口制御装置、バッキング防止装置などを提案し、これらのシステムにより、推進施工は低推力で高精度に完了しました。