科学的な視点を持って地下道を造ること、それだけが機動建設工業株式会社の仕事ではありません。
タンクを造ったり、橋をかけることも、これからの日本の基盤を築いていくうえで重要な仕事です。
弊社は日本におけるPC(プレストレストコンクリート)タンクのパイオニアとして、1960年(昭和35年)、米国プレロード社と提携し、さらに1971年(昭和46年)にはプレキャストパネル方式による独自のPCパネタンクの開発に成功しました。
経済性・耐震性・安全性を高め、すでに千基あまりのPCタンクを構築してきました。
今後も配水池をはじめ、サイロ・防災施設・LNG貯蔵施設など、社会のさまざまなニーズに応えていきます。
また、最近重要性が見直されている耐震性貯水槽についても、長年にわたり蓄積したPCの技術を生かし、耐震性・耐水性に優れた各種タンクを築造し、激震地においても多くの実績を有しています。
プレストレスの導入方法
外巻工法(巻き付け方式)
外壁にPC鋼線を巻き付け、定着させ、高強度のモルタルを吹き付けPC鋼線全体を保護します。
内締工法(埋め込み方式)
壁体内部のシースに通したPC鋼材を緊張して壁体外側のピラスターに定着させ、シース内にセメントミルクを注入充填し、コンクリートとPC鋼材を一体化させます。
PCタンクの特徴・利点
- 耐震性
- 耐寒・耐熱性
- 水密性
- 経済性
- 耐久性
- 安全性
PCタンクの用途
- 配水池
- 貯蔵施設
- 浄水場
- 防災施設
- 貯水槽(※耐震性)
- サイロ
※ 耐震性については現場・技術報告「PCタンク」で詳しく紹介しております。
一般的にタンクは円形が多いのですが、使用用途や、景観などを考慮して様々なデザインのタンクを築造しております。