No.19 七塚幹線工事−φ800×398m・282m  アルティミット工法

担当部所−金沢事務所
担当者−鈴木 祐二

管径800mm泥水式推進工法(アルティミット工法)2スパンの現場報告です。

 工事概要
  • 工 事 名:宇ノ気七塚公共下水道七塚幹線管渠工事
  • 工事場所:石川県河北郡七塚町遠塚・松浜地内
  • 企 業 者:宇ノ気七塚都市計画下水道施設組合
  • 工事内容:φ800mm L=398.33m (直線推進)
  • φ800mm L=282.08(R=70m CL58m曲線推進)
七塚幹線
施工場所は海岸線を走る、能登有料道路に平行しており、道路をくぐればすぐ砂浜があり、海より吹く潮風、砂塵りの絶えない所でした。
 当初は2スパン共、直線の予定でしたが計画段階で既設の雨水推進管が進路上を横切っているためカーブ推進に変更、70Rで到達させることとして発注されました。


 推進施工
土質は砂(途中ヶ所で径450mm程の礫が出る)、土被り2.7m〜11.2mでほとんど水の無い地盤でした。推進中の推力は100mで35tf、200mで45tf、300mで60tf、380mで75tfと非常に軽く一日に標準管7本のペースで推進する事が出来ました。これは、自動滑材注入装置の導入により、滑材の効果を十分に発揮させる事が出来たためと思われます。土質は一定で問題はありませんでしたが、水の無い砂地盤だったので泥水の逸泥が多く、粘性を上げすぎると面板閉塞を起こしてしまうので、かねあいをとるのが困難でした。

 測  量
地上測量では、地形上直線側の到達もカーブ側のIPも視準する事が出来ませんでした。トラバース測量で立坑芯より10mの地点に法線上の測点を落とすのが精一杯で、それを頼りに推進しました。
 又、急曲線で到達するのでB・C点での誤差が到達に大きく影響します。そのため、管内測量はカーブする前からこまめに行い、距離やセンターの確認をしました。昨年同様ジャィロを搭載していましたが、今回は掘進機の振動のためか、充分な精度が得られませんでした。そのため今回は測量回数をあまり減じることが出来ませんでしたが、液圧やジャイロの管理をしっかり行えば測量回数を減らし日進量を増やす事は可能だと思いました。
 最後に、土木本部推進工事部より技術指導に来て頂いた方やその他お世話になった多くの方々にこの場を借りてお礼を申し上げます。

 七塚幹線工事 推進工計画図

推進工計画図